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zoom RSS 【読書メモ】『カルメン』

<<   作成日時 : 2012/05/12 06:34   >>

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メリメ『カルメン』(杉捷夫訳、岩波文庫)再読。

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もともとはマジメな青年だったホセ・ナヴァロは、美しいジプシー女カルメンにたぶらかされて犯罪に手を染め、アウトサイダーの仲間に入ってしまう。
ホセはカルメンを自分ひとりのものにしたいと願い、2人で新しい生活を始めることを望むが、
度外れなほどの情熱をもって自由を求めるカルメンは、ホセの思いどおりになろうとしない。
ホセはカルメンを殺し、死刑の宣告を受ける……。

これが、『カルメン』の本筋であるホセとカルメンの物語ですが、この物語は、ホセがたまたま知り合ったひとりの学者(語り手の「私」)に話したものです。

悪魔的な魅力を持った「運命の女」カルメンの物語は、いわゆるファム・ファタールもののひとつの理想形として、見事に完成しています。

いま、アウトサイダーの冒険を扱った物語について考えたいと思っていて、それでこの『カルメン』を読み直し、また、たまたま上映されていたゴダールの『気狂いピエロ』を観なおしてみたのですが、『気狂いピエロ』も『カルメン』のいちバリエーションのように思われました。

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