【読書メモ】『合理的なものの詩学』第八章

加藤夢三 『合理的なものの詩学――近現代日本文学と理論物理学の邂逅』 ひつじ書房、2019年 第八章 多元的なもののディスクール ―― 稲垣足穂の宇宙観  昭和初期の文壇には〈自然科学=人間科学〉のイデオロギーがあり、科学受容の中心となっていたのは精神生理学や心理学であった。  しかし、稲垣足穂は、「人間存在…
コメント:0

続きを読むread more

【読書メモ】『合理的なものの詩学』第七章

加藤夢三 『合理的なものの詩学――近現代日本文学と理論物理学の邂逅』 ひつじ書房、2019年 第七章 「合理」の急所 ―― 中河與一「偶然文学論」の思想的意義  中河與一は1935年前後、理論物理学と小説創作を、何らかの形で結びつけられないか模索していた。ハイゼンベルクの不確定性原理を中心とする量子力学を取り上…
コメント:0

続きを読むread more