テーマ:文学研究

『砂の女』と小説の地平 (四) 『砂の女』の小説体制 ―― 中期の長編小説の地平

『砂の女』と小説の地平 ―― 安部公房の小説について ―― 【2020年5月9日追記】 この記事をもとに、全面的に書き直した論文「小説という名の実験―安部公房『砂の女』論」を、文芸批評・文学研究の雑誌『文学+』第2号(凡庸の会、2020年)に掲載しています。 当該雑誌は1200円+送料です。下記フォームよりご注文ください(在庫…
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『砂の女』と小説の地平 (三) 『砂の女』の叙述 ―― 「デンドロカカリヤ」との比較

『砂の女』と小説の地平 ―― 安部公房の小説について ―― 【2020年5月9日追記】 この記事をもとに、全面的に書き直した論文「小説という名の実験―安部公房『砂の女』論」を、文芸批評・文学研究の雑誌『文学+』第2号(凡庸の会、2020年)に掲載しています。 当該雑誌は1200円+送料です。下記フォームよりご注文ください(在庫…
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『砂の女』と小説の地平 (二) 『砂の女』の意義 ―― 「デンドロカカリヤ」との比較

『砂の女』と小説の地平 ―― 安部公房の小説について ―― 【2020年5月9日追記】 この記事をもとに、全面的に書き直した論文「小説という名の実験―安部公房『砂の女』論」を、文芸批評・文学研究の雑誌『文学+』第2号(凡庸の会、2020年)に掲載しています。 当該雑誌は1200円+送料です。下記フォームよりご注文ください(在庫…
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『砂の女』と小説の地平 (一) 『砂の女』の内容

『砂の女』と小説の地平 ―― 安部公房の小説について ―― 【2020年5月9日追記】 この記事をもとに、全面的に書き直した論文「小説という名の実験―安部公房『砂の女』論」を、文芸批評・文学研究の雑誌『文学+』第2号(凡庸の会、2020年)に掲載しています。 当該雑誌は1200円+送料です。下記フォームよりご注文ください(在庫…
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安部公房「デンドロカカリヤ」の改稿について

安部公房「デンドロカカリヤ」の改稿について  ―― 一人称の存在論から三人称の疎外論へ ―― ※ 「デンドロカカリヤ」初出版の内容の整理 → http://42286268.at.webry.info/201502/article_7.html ※ 「デンドロカカリヤ」初刊単行本版の内容の整理 → http://4228626…
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安部公房「デンドロカカリヤ」初出版と初刊単行本版の異同

安部公房「デンドロカカリヤ」 初出版と初刊単行本版の異同 ※ この作業をもとにした考察は → 「安部公房「デンドロカカリヤ」の改稿について」 ▽ 初出版 雑誌「表現」1949年8月号 【行空きによる節】 安部公房全集第2巻をテキストとしてページ数と段を記載。 詳しい内容の整理は → http://42286268.…
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安部公房「デンドロカカリヤ」初刊単行本版 内容の整理

安部公房「デンドロカカリヤ」初刊単行本版 『飢えた皮膚』(書肆ユリイカ、1952年)所収 ※ 「『砂の女』と小説の地平――安部公房の小説について――」では、「デンドロカカリヤ」と『砂の女』とを比較して論じています。 ■■登場人物■■ コモン君:事件の主人公。 黒服:黒い詰襟の服を着たずんぐりした男。植物園の…
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安部公房「デンドロカカリヤ」初出版 内容の整理

安部公房「デンドロカカリヤ」初出版 雑誌「表現」1949年8月に発表 ※ あらすじやの内容の解説は、「安部公房「デンドロカカリヤ」の改稿について」で文章にしてあります。 ※ 「『砂の女』と小説の地平――安部公房の小説について――」では、「デンドロカカリヤ」と『砂の女』とを比較して論じています。 ■■登場人物■■ …
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安部公房「デンドロカカリヤ」における「顔」と「植物病」

安部公房の「デンドロカカリヤ」初出版における「顔」と「植物病」について 安部公房「デンドロカカリヤ」初出版 → 内容の整理は http://42286268.at.webry.info/201502/article_7.html 雑誌「表現」1949年8月に発表 テキスト=安部公房全集 第2巻(カッコ内にページ数と段を示す) …
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【まとめ】安部公房『砂の女』内容の整理

安部公房『砂の女』内容の整理 ※ 小説の進行に沿った、出来事の詳しい整理は、 (1)エピグラフ~第一章 http://42286268.at.webry.info/201502/article_1.html (2)第二章前半 http://42286268.at.webry.info/201502/article_2.html…
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【まとめ】安部公房ワークショップ(演劇) 清末プログラム(1/23-24)報告

2015年の1月に、板橋の小劇場サブテレニアンさんの主催で行われた、安部公房の演劇に関するワークショップにて、私(清末浩平)が単独で担当させていただいたプログラムについての報告です。 -- 事前告知 (1) オリエンテーション (2) 「ニュートラル」を作る (3) 「ゴム人間のゲーム」 (4) 「写真のぞ…
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唐十郎『特権的肉体論』要約

テキスト=唐十郎『特権的肉体論』白水社、1997年 「いま劇的とはなにか」 個人の<情念>の深みである<暗黒>の領域と、<偶然>と<自由>の広がる<陽光>の領域を、同時に見通し駆け巡るような<現在>的な演劇を作るためには、<特権的肉体>を駆使せねばならない。 <特権的肉体>とは、登場人物の独特で固有の実存が表現の中…
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【まとめ】唐十郎『特権的肉体論』「いま劇的とはなにか」解釈の試み

テキスト=唐十郎『特権的肉体論』白水社、1997年   * 以下は、唐十郎のテキストを、私が何度かに分けて解釈したものです。 「いま劇的とはなにか」は、『特権的肉体論』の巻頭を飾るエッセイであり、同書の中で最も内容の詰まったものですが、同時に最も難解な文章でもあります。 かなり強引に読み解いた箇所も多々あるため、…
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『共同幻想論』「祭儀論」まとめ

吉本隆明『共同幻想論』「祭儀論」まとめ これは私の参加している私的な勉強会で、『共同幻想論』の中の「祭儀論」について私が発表したときのレジュメです。(ブログに載せるため、少しだけ手を入れてはいますが) より細かい内容は、こちらへどうぞ → 「祭儀論」(1)、(2)、(3)、(4) 初出:「文芸」1967年4月 初刊:『共…
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【読書メモ】上野俊哉『思想の不良たち』における安部公房論について

 たとえば「顔貌性」という言葉から、『他人の顔』を想起する。あるいは「逃走線」という言葉から『砂の女』を、「生成変化」という言葉から「デンドロカカリヤ」などの<変形譚>を。  ……現代思想の代表的な哲学者ジル・ドゥルーズが、精神科医フェリックス・ガタリとともに書いた『千のプラトー』は、安部公房の読者にとって、わくわくするような連想を与…
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「『終りし道の標べに』真善美社版について」

講談社文芸文庫『<真善美社版>終りし道の標べに』をテキストとしました。 引用については、 『終りし道の標べに』真善美社版は[講談社文芸文庫のページ数 / 安部公房全集第001巻のページ数]、 それ以外は[安部公房全集の巻数とページ数]と表記しています。 1.2つの問い  安部公房のデビュー作である長編小説『終りし道の標…
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『終りし道の標べに』真善美社版 あらすじ

安部公房『終りし道の標べに』真善美社版 あらすじ  これまで作成したデータベースをもとに、安部公房『終りし道の標べに』真善美社版のあらすじを作り直してみました。  これまでまとめたこととの重複ばかりであるうえに、かなり乱暴なものになっていますし、テキスト上の順序とはだいぶ違っていますが…… ***  『終りし道の標べ…
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安部公房『終りし道の標べに』真善美社版 データベース

安部公房『終りし道の標べに』真善美社版 データベース ■内容の整理 ・献辞 ・第一のノート ・第二のノート ・第三のノート ・十三枚の紙に書かれた追録 ■時間軸に沿った整理 ・作品内の出来事の年表 ・時間軸に沿った整理 ■登場人物・用語データ ↓↓50音順で検索できます↓↓ ・…
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【読書メモ】安部公房「問題下降に依る肯定の批判」

最初期の短編集『(霊媒の話より)題未定』が出版されたこともあり、安部公房を初期から読み直していこうと、全集の第1巻を出して来て、最初に収録されている「問題下降に依る肯定の批判」を読みました。 これは1943年の2月、安部の在籍していた旧制成城高等学校の校友会誌に掲載されたもので、18歳の安部が執筆した哲学的エッセイです。 …
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安部公房の新刊

今日(1月22日)は、安部公房の没後20年の命日に当たります。 安部といえば、昨年、最初期の未発表小説「天使」が発見され、安部の読者の間で話題になりましたが、 その「天使」と、全集にしか入っていなかった初期の短編を合わせた、 『(霊媒の話より)題未定 安部公房初期短編集』 が、今日発売となりました。 扉を開くと…
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『燃えつきた地図』について

 もう20年近く前、『燃えつきた地図』を初めて読んだ、その文庫本をいまも持っています。  ぼろぼろのカバーはセロハンテープで無理やりに補修されており、紙は褪色と手垢で黒ずみ、どのページを開いても無秩序な書き込みがあって、はがれたページもセロハンテープでとめてあります。  まっさらな気持ちで読みたいときには、全集で読むか、別にもう一冊…
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引用による原民喜紹介

引用による原民喜紹介  この文章は2007年に、原民喜という小説家について調べて書いたものです。  作品からの引用により、原民喜という作家を、そのほんの一面なりとも、紹介しようという目的で書きました。  1905年生まれの原民喜は、1944年に妻と死に別れ、そのほぼ1年後に故郷の広島で原子爆弾を体験しています。  そして…
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安部公房論―演劇編―

■安部公房の演劇活動   (1) 1954年~1959年   (2) 1960年代前半   (3) 1960年代後半~1970年代前半   (4) 1970年代後半 ■安部公房論―演劇編―   (1) 安部作品の下部構造    ※ 安部公房論(appendix)   (2) 戯曲『友達』について   (3)…
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【修士論文】安部公房論―中期長篇小説を中心に―

安部公房論―中期長篇小説を中心に―   (清末浩平 2006年 修士論文) はじめに 『砂の女』論  《1》 採集者/観察者  《2》 観察者の自己矛盾  《3》 逆さの鏡像  《4》 観察者から被験体へ  《5》 もうひとつの弁証法  《6》 再帰的な認識  《7》 オブジェクトレヴェルへの内在 …
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